自動車ローンでなるべく審査が甘いところはどういうところですか

東京の大学を卒業してこちらで就職したのですが、来年は郷里に戻って家業に専念しようと思っています。ただ郷里では電車網が有りませんので自動車が無ければ生活していけません。そこで自動車を買うことになるのですが、即金では払えないので自動車ローンを利用しようと思っています。カードローンやクレジットカードの支払いには問題は無い筈ですが、心配なので出来るだけ審査が甘いところに申し込みたいと思っています。どのような自動車ローンがありますか。

ディーラーなどの提携ローンが比較的審査は甘い筈です

郷里に帰りたくても就職口が少なくてなかなか帰れない人も今の時代は多い筈です。家業が有ると言うのは大変うらやましいことですね。自動車ローンは銀行やメーカー系、ディーラーや販売店系の提携ローンなどが有ります。銀行の自動車ローンは金利から考えると有利なのですが、審査は厳しく、特に最近では更にこの傾向が強くなりつつあり、かつて通った人も今度は通らなかったと言うようなことも良くあります。そこで狙い目はその他の自動車ローンです。

その他のものはメーカーにしても、ディーラーや販売店にしても自動車が売れなければ商売になりませんから、銀行の様に厳しくしてしまうと利益が出なくなってしまいます。何とかして売りたいと思っているわけです。したがってこういうところの提携ローンであれば審査基準は甘く、収入さえしっかりしていれば審査を通すはずです。ただしあなたの場合微妙なのが、現在勤めている会社を止めて家業を行うのですから、いわば転職です。それがどのように評価されるかは分かりません。

郷里でその家業の商売が良く知られたところであれば、審査も問題ないかもしれませんが、あまり知られていないような零細な経営の場合には、転職してすぐと言うのは難しい可能性も有ります。ですからまずは販売店などで事前によく相談しておいた方が良いでしょう。相談した結果、審査は難しいと言う事であれば、一つの方法としては保証人を用意することです。地元の人で収入に問題が無い人が保証人になってくれれば審査は通る筈です。

どうしても保証人も見つからないと言うことになるとローンを組むのは難しくなるかもしれません。そういう場合は郷里に帰るのを２年ほど先送りにして、ローンを支払っていると思って貯蓄しましょう。要するに帰郷した時に自動車を現金で購入してしまえば誰も文句は言いません。色々と予定は狂ってくるかもしれませんが、実は自動車の場合それほど大きな金額ではないので現金で買うのは意外にお勧めなのです。なにしろ貯蓄ですからローンと違って利息を払うのではなく貰うのですから。

もう一つ心配なのは運転技術です。郷里に帰ったら自動車を購入すると言うことは現在は運転していないと言うことで、運転免許を取得してから殆ど運転していないのではないかと思います。したがって運転技術を思い出すまでには多少の練習が必要だと思われます。そうでなければせっかくローンを組んで車を買っても事故を起こして水の泡になりかねません。教習所に通ったり、早目に購入して練習したりしてローンを無駄にしないようにして下さい。